Hiroshi Tanaka
田中裕士は、京都市出身。4歳よりピアノを始める。クラシック音楽に傾倒する一方で、近現代音楽にも興味を示すようになる。17歳の時ジャズ音楽の即興性やリズムに惹きつけられ、ジャズ作編曲法を藤井貞泰氏に師事。同志社大学在学中よりプロミュージシャンの中で腕を磨き、19歳でジャズシーンに堂々のプロデヴューを果たす。22歳でニューヨークに音楽修業留学。ライターとして執筆も手がけ、月刊ジャズライフ誌に連載された斬新酒脱なジャズ研究の執筆で多くのファンから注目を浴びた。フラメンコ音楽にも造詣が深く、29歳の時スペインに音楽修業留学。凜としたピアノタッチ、音色の美しさとオーケストレーションセンスには高い定評があり、国内外広範の演奏家達からの多大なる信用を得ている。鍛え上げた音楽的語彙を駆使した独創的演奏でファンを魅了し続けている。多数のCD作品にも参加しており、作編曲家としても高い評価を獲得、不動のステイタスと信用を確立している国際的ピアニストの逸材である。